Allo介護の不思議な世界

こんにちは!介護ブログ管理人です。 この記事は介護は難しい、わかりにくい方に向け、初心者でも簡単に紐解いた解説をします。 介護保険は、3年毎に改正されます。この記事を読むと、最新の介護事情や歴史に触れることができます。 とは言え、一体どうしたらいいかが分からない…というあなたのために、一日一つブログをアップし解説したいと思います。 この記事を読み、実践する事であなたも介護の達人になりますよ! ですので、ブックマークをつけて、じっくりと読み進めながら取り組まれてみてください。

日常生活のなかで重要な介護技術

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介護職と言うと通常思い描くのは、利用者の生活に密接した身体的介護ではないでしょうか。



起床してから、洗顔や歯磨きなどの身だしなみ、排泄や移乗、トイレ誘導、入浴などの介助といった、誰もが毎日行うごく普通の日常生活の介護技術は、誰でもすぐに覚えることができますし、全く難しいものではありません。



オムツ交換、トイレ誘導、ベッドから車椅子への移乗等、程度の低い介護職ほど、新人介護職等に介護技術のことをいかにも知ってるように、うるさく言います。



身体介助の介護技術なんて、全くの素人が介護業界に入職して、介護職に付いてマンツーマンで教えてもらうと、約2週間で覚えることができ、そこから独り立ちして、一か月もすれば夜勤もするようになります。



介護技術のなかで最も大切な介護技術があります。



それは利用者の現状や経歴、生活スタイルをしっかり把握して、今現在どのような精神状態にあるのかを観察できるスキルが必要です。



日常的な生活支援をするためには、その全てを把握しながら介護に当たるという事です。



そして、コミュニケーション技術によって信頼関係を築き、利用者の事を深く理解した上で、適切な声がけやサポート業務により少しずつ信頼を得て、お互いに話ができ心に寄り添う事ができること。



個人を尊重した丁寧さの中に親近感を兼ね備え、利用者にとって何でも相談できる安心感を持ってもらう。



これらが、本当の介護技術なのです。



身辺的援助、生活支援の業務を行いながらそのような信頼関係を築くのは、かなり高度な介護技術と言えます。



利用者のやる気と潜在能力を引き出すのも、重要な介護技術です。



日常生活の中でどのように接すればモチベーションが上がるのかと、意識して接する事が非常に重要です。その意識が無ければ、ただの世話係になってしまいます。



利用者の生活をより良くしていく為に潜在能力を引き出せるかどうかは、介護技術にかかっているのです。



身体介護の介護技術は、介護のうちの5%ぐらいのもの。



介護を知らない施設長、管理者ほど、どうでもいい介護技術のことをうるさく言って、本当の介護技術とは何なのかを知らないし、多くのケアマネは活きた介護を知りません。



本当の活きた介護の現場を見せて、ケアマネを教育しましょう。