犯罪者と思われることにエクスタシーを感じる心理
相手の自己重要感の満たされドコロを意識することってすごく大切です。
「自己重要感が大切だよ」
という話は、あなたもご存知かと思います。
人に動いてもらいたい時やオファーを受けてもらいたい時、相手の「自己重要感」を満たすことが出来れば、言うことを聞いてもらえる確率が飛躍的に高まるわけですね。
例えば、会社のセッタイ文化は、取引先や上司の自己重要感を満たすためのものです。
あれをすることで 「俺はVIPだぜ!」という上司らの自己重要感が満たされ、接待した側の印象を良くすることが出来るわけです。
こういう感じでビジネスを円滑にまわすためにも、稼ぐためにも、相手の自己重要感を満たす行為は重要視されています。
ただもちろん、注意しておかないといけないこともありまして。
それは何かと言うと、何をされれば自己重要感が満たされるのか?は、人によって全然違うということです。
例えば、犯罪者の中には、自分の凶暴性を誇示したくて犯罪を起こす人がいるらしいです。
そういう人がいるかと思えば「親切な人だと思われたい!」と思っている人もいるわけで。
それに、努力家であることを認められたい人がいるかと思えば、能力が高いがゆえに、まったく努力していないように見られたいという人もいるわけじゃないですか。
こんな感じで、どこを認められると自己重要感が満たされるのか?は人によって全然違うわけです。
で、ここから言えることは2つあって。
1つは、自己重要感を満たすアプローチは、一辺倒に考えず、相手を観察して対応していかないと逆効果にもなり得るということ。
もう1つは、先ほどとは逆に、特定の切り口のアプローチだけを意識的にすることによって、自己重要感が満たされる対象を意図的に選り分けることが出来るということです。
頭の良い方の自己重要感を満たせるアプローチを使っていれば、そういう頭の良い方が集まってきますし、犯罪者の自己重要感を満たすアプローチを使っていれば、犯罪者が喜んで集まってくる。
というわけです。
このどちらのテクニックを、それぞれどういうタイミングで使い分けるのか?
というあたりを考えながらビジネスを行っていくと、結果を出しやすくなります。
というわけで、ぜひ参考にしてみてください。
では、また。