介護人材が枯渇するワケ!
とりあえず人を増やしてほしいという切実な訴えにより、人集めに躍起になっている場所へ仕事ができる優秀な人材が張り付くとでも思っていますか?仮に人が張り付けたとしても定着するとでも思っていますか?
そもそもあなたの職場の人手がいつも足りない原因は何でしょうか?
人が張り付かない、人が定着しないという原因の検証作業をきちんとしていますか?
あなたの仕事に余裕が生まれるためには、人手がもっと必要だと言いますが、あなた自身はあなたに続く職員をきちんと育てているますか?あなた自身が新人職員のバリアになって、入職してきた職員が次から次へと辞めていく原因になっていませんか?
今一度とあなたと、あなたの職場の本当の姿を見つめなおしてほしい。
新卒者が今、あなたの職場に入職して新人教育を受けているかもしれません。例えば4/1に初出勤した職員は昨日でまだ10数日しか働いていません。そんな新人さんが、日に日に元気を失っていませんか?日に日に無表情になっていませんか?
介護人材不足が叫ばれていますが、人材を失わせているのは少子高齢化だけではなく、本当の介護をしない介護サービスの場そのものです。人の育て方・教え方を知らない介護事業者そのものです。
介護事業者のシステムや、そに居る職員が人材をつぶしているのです。これを変えなければ介護人材不足は永遠に続きます。
新入職員への教育のあり方は、サービスの品質につながるだけでなく、定着率にも直結します。人材不足が最大の課題となっている介護事業にとって、最も重要となるのが、人材が張り付き定着する教育システムです。そうした介護人材マネジメントの一環として新人教育・指導のあり方を考えてほしいと思う。