Allo介護の不思議な世界

こんにちは!介護ブログ管理人です。 この記事は介護は難しい、わかりにくい方に向け、初心者でも簡単に紐解いた解説をします。 介護保険は、3年毎に改正されます。この記事を読むと、最新の介護事情や歴史に触れることができます。 とは言え、一体どうしたらいいかが分からない…というあなたのために、一日一つブログをアップし解説したいと思います。 この記事を読み、実践する事であなたも介護の達人になりますよ! ですので、ブックマークをつけて、じっくりと読み進めながら取り組まれてみてください。

介護保険の罪と罰

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特別養護老人ホーム(特養)は、待機者が500人とか入所まで数年待ちと言われてます。



特養は社会福祉法人や地方自治体が運営する公的施設であり、費用が安いのが特徴です。



毎月の費用は介護サービス費と生活費をあわせて月5万~13万円ぐらいでしょう。



「入居一時金」はありません。



一方、民間の有料老人では、一般的に毎月20万円以上の費用がかかり、さらに数百万円の入居一時金を求められます。



特養は入所申込みが急増し、今まで「申込み順」で決定していた方法を「入所の必要性の高い方の優先的な入所」に努めることとなりました。



これは建前であり、特養の多くは入所者を選んでいるのです。



まず優先されるのが、介護施設経営者、施設長等のコネ入所が一番優先されます。



特養は、建設費用の殆どが自治体等からの補助金であり、運営費の補助も莫大であり、公的な施設でありますから、このようなコネ入所はあってはならないのですが、介護施設経営者、施設長にそのような自覚はなく、その程度のレベルの低い人間が介護施設を経営、運営してるのです。



酷い認知症でBPSDの問題行動がある方は、敬遠されます。



特養の入所者が、そのような利用者ばかりになりますと、施設がまわらなくなるからです。



胃ろう、気管切開等をされてる方は最初から、入所を断ってる施設もありますし、入所可能な施設でも、そのような方は入所は難しいでしょう。



何故なら、このような方は医療処置が必要であり、それをするのは介護施設の看護師です。



介護施設の看護師は、総合病院等で使い物にならなかった看護師が多くいますので、それらの看護師はややこしい医療処置をする知識はありません。



その知識があったとしても、看護師としての使命感、情熱等を全く持ってない人間が殆どですので、「楽をしてお金をもうけたい」というのが本音ですので、看護師がそういう要介護者の入所をストップするのです。



介護施設は慢性的な人手不足です。




特に看護師は不足してますので、看護師に対して経営者、施設長も意見が言えないんです。



介護保険制度の一番の罪は、民間の業者を参入をさせたことです。



毎年、不正請求、虚偽報告、法令違反等で処分を受ける介護施設が後を絶ちません、そしてあってはならないコネ入所。



介護を本当によくしようと思ったら、今の介護施設を全部潰して、全て公営にするしかないのです。



そして、介護保険もなくして、昔の措置制度に戻すのです。



措置制度とは、福祉サービスを必要としている人に対して、そのサービスが必要なのか、利用できる条件を満たしているのかなどを自治体などの行政が判断し、利用者が希望してるサービスの利用可否や、その人が実際に利用すべきサービスを決定するのです。



介護保険が導入される前に戻すのです、それしか今の堕落した介護施設を良くする方法はないでしょう。