Allo介護の不思議な世界

こんにちは!介護ブログ管理人です。 この記事は介護は難しい、わかりにくい方に向け、初心者でも簡単に紐解いた解説をします。 介護保険は、3年毎に改正されます。この記事を読むと、最新の介護事情や歴史に触れることができます。 とは言え、一体どうしたらいいかが分からない…というあなたのために、一日一つブログをアップし解説したいと思います。 この記事を読み、実践する事であなたも介護の達人になりますよ! ですので、ブックマークをつけて、じっくりと読み進めながら取り組まれてみてください。

年始を迎え思うこと

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あけましておめでとうございます。



さっそくですが、本題に入ります。



世間の暦に関係なく働いてくれる介護職員の皆さんがいるなかで、事務系職員等は休みが取れ、シフト勤務者は休みをとれる職員にいくら感謝されても、され過ぎということはないと言ってよい。



しかもこの時期の介護施設等は、シフト勤務者が幾日かでも休みを取れて、少しだけでも年末・年始の気分に浸ってもらうために、できるだけ少ない人数でシフトを組むことが多い。そうであるがゆえに勤務している職員には平常より多くの負担がかかることになりがちである。そんな勤務を、「自分が休みの時もあるので、お互い様です」と言って、文句ひとつ言わずに働いてくださる方々がたくさんいるのが介護事業の一面でもある。そのような人たちに感謝の気持ちを忘れてはならない。



そういう人たちの存在によって介護事業は支えられているが、そんな人たちの存在は、介護支援を求めている人たちにとっても必要不可欠な存在であることは、今更言うまでもない。様々な事情で介護支援を必要とする人にとって、介護支援そのものが命綱であり、それは1日たりともおざなりにしてよい行為ではなく、介護支援を休みなく届けてくれる人そのものが命綱といってよい。



介護従事者にとって、それは仕事だから当たり前だろうという前に、そのような人の命と暮らしを護る行為を職業としてくれている人たちに感謝したい。



世の中にはもっと楽にお金を稼げる職業はたくさんある。



介護事業者で働く人が稼ぐ程度の収入ならば、別の多くの職業でもそれと同等程度の対価が得られるのも事実だ。そんな中で介護という職業を選んでくれている人たちに感謝してはならないわけがない。



対人援助の仕事以外でも、暦に関係なく働かねばならない職業はたくさんあるが、そのような職業に就いている人の中にも、自分の家族が年末年始に関係なく介護サービスを利用できることで、自分も仕事に出られるという人も多い。そういう人たちにとっても介護支援は必要不可欠な社会資源だ。



いうなればこの時期に暦に関係なく介護の職業に従事している人たちによって、この社会も経済も支えられているという一面があると思う。そういう人たちが特定加算等で給与が上がることは良いことだと思うし、それを他の職種の人が妬むのもどうかしていると思う。



そういう人たちの待遇がもっと優遇される社会となることを望む。



しかし介護サービスの場において表面化する虐待や不適切サービスが、氷山の一角であるというふうに思われるのであれば、介護という職業に多くの対価を手渡すことに国民は反発するだろう。



だからこそ利用者の生活課題を解決して、それらの人々の暮らしが豊かになるという、「結果を出す介護」を創り上げていかねばならない。



介護職をはじめとした関係者の待遇がもっと良くなることを、すべての国民が認めてくれるように、スキルの高い人材を育てていかねばならない。



志を高くする仲間がつながっていく先にあるものは、決して他人の幸福のみならず、介護を職業としている人自身の幸福でもあるのだということを信じてほしいと思う。