Allo介護の不思議な世界

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長渕剛氏も見た目と違い苦労人

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長渕剛の母親のことを記事で読み、好き勝手に生きてる男ですが、それなりに苦労してたと思いました。



25歳の時、当時53歳だった母親が大腸がんになり、無事退院した3年後、56歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断されたそうです。



5年後には母親を自宅に引き取り、自ら介護しようと試み、お風呂で母の陰部まで洗った時に、無理だという気持ちになり結局、病院に頼ることになり自身で面倒を見られない自責の念から涙を流したといいます。



お母様は72歳で亡くなられたそうですが、認知症発症から16年間生きられたことになります。



少し前までは、認知症を発症したら10年以下の寿命でした。そのデーターで言えば長生きされたことになります。



どうしても認知症になる方は高齢者であり、78歳で認知症になられた男性が80歳で亡くなられても、それは平均寿命なのです。



反対に若くして認知症になられた方は、10年以上長生きられる方は沢山おられます。



「若年性認知症の定義」については、介護福祉士の試験にも出題されたこともあります。



65歳未満で発症した場合、「若年性認知症」とされます。



若年性認知症の原因である基礎疾患別に見ると、脳血管性認知症が一番多く、約40%を占めています。



若年性認知症の男性の多くはアルコールを多量に飲み続けた事により、脳梗塞などの脳血管障害などを起こし、その結果発症した方が多い印象です。



若年性認知症は働き盛りの世代ですから、ご本人だけでなく、ご家族の生活への影響が非常に大きいものです。



認知症を遅らせる薬と言われているアリセプトは若年性認知症や普通の認知症などに効果はありません。



アリセプトも含め日本でも使われている4種類の薬は、フランスでは副作用の割に効果がなく、薬の有用性が不十分だと当局が判断したため医療保険の適用対象から外されています。



若年性認知症の方は働き盛りの方が多く、認知症で身体に障害がない場合は「精神障害者保健福祉手帳」、脳血管性認知症などで身体に障害がある場合は「身体障害者手帳」を申請するべきです。