竹内理論の根拠のない思い込みの介護方法が横行
根拠のない思い込みの介護方法が横行して、それがなくならない。
1.500ml/日もの多量の水分摂取
脱水ではない認知症高齢者に強制的に行えば、深刻な内情ダメージが生じ、場合によっては心不全などで命を落としかねない。電解質などを摂らずに水分だけを大量に摂取することは、低ナトリウム欠症などを引き起こす可能性もある。これも人命にかかわる。
そもそも人が必要とする水分量を、食事摂取量を抜きにして考えるなどあり得ないという常識が欠如している。通常の食事を3食十分摂取できている人であれば、食事以外の水分補給量は、1.000ml/日程度で十分であるケースが大部分である。食事摂取ができていてなおかつそれ以上の水分補給が必要なケースは、治療すべき疾患が別に存在すると思われる。
必要以上の水分の強制摂取が行われ、人権侵害のみならず、生命を侵害される認知症高齢者が出てくるのではないかと危惧している。
それにしても邪教のように広がる、水分強制摂取。これを唱えている張本人が、被害者の実態を顧みることなく、根拠のない方法論を垂れ流していること自体が、すべての元凶である。その存在は、日本ボクシング協会の辞任した会長の存在より始末が悪い。