介護後鬱(うつ)にならないように
在宅介護は「終わりの見えない介護」と言われますが、人間は必ず死にますから必ずその時は来ますし、在宅介護の限界を感じ施設入所を選択される場合も在宅介護は終わります。
アガサ・クリスティの小説じゃないけれど、「そして誰もいなくなった」状態ってわかりますか?
どちらの終わりも非常に悲しくて、虚しいものです。
しかし介護の終わりは、介護者の新たな人生のはじまりでもあります。
これは人生の価値とは全く別のことなんです。
人生の価値とは何か、偉大なる人生とは、どんな人生を言うのか。
これは非常に難しい問題で、これは在宅介護をすることより、はるかに難しい問題なんです。