未婚・離婚・死別等での介護
シングル介護されてる方は、親を施設に入れずに自分で在宅介護されていて、基本的に優しい方ばかりですが、一方で気の毒に思います。
シングル介護の状態がある方は、特に注意して見守らなければなりません。
シングル介護の問題点は介護者の社会からの孤立です。
独身での介護は、基本的に介護する側とされる側だけの家族構成になることが多く、外部との接触は極めて少なくなります。
それにより、介護にまつわる情報が入らず、負担が軽くなったり、金額が安くなったりするサービスの存在を知らずに、大変な思いをしながら介護を担う状態が続くことになります。
そして何より、介護者が他者とコミュニケーションする機会がなく、ストレスが溜まりがちになります。
シングル介護の約3割以上の方が「介護離職」されてる現実があります。
要介護者が、デイサービス、ショートステイ等に行ってくれて協力的なら、まだいいのですが、それができないのなら施設介護の選択も必要です。
シングル介護にせよ、1人介護にせよ本当に大変です。
あらゆる社会資源を利用して、上手に楽に介護しましょう。