デイサービスが寿命を延ばす!
個人的には、デイサービスに行けば確実に要介護者の寿命が1年は延びると思ってますので、できれば利用されたほうがいいと思います。
ショートステイも、要介護者にとっては「在宅での自立支援」、介護者にとっては「介護の拘束感からの解放」を目的としますので、これもまた利用されたほうがいいと思います。
しかし、中にはどうしても「利用したくない」と言われる要介護者がおられます。
デイサービスは行ってもいいけど、ショートステイは行きたくないと言われる方が多いように感じます。
ただ、「行かず嫌い」ということもありますので、一度体験利用はしてもらうべきだと思いますが、その体験利用で「行きたくない」と本人が言われるのなら、もう通所の介護サービスは行かなくていいでしょう。
行きたくもないデイサービス、ショートステイは行かなくていいのです、それも大切な要介護者の自己決定です。
訪問介護、訪問看護、時には訪問入浴等も利用して、在宅でも介護者の負担をできるだけ軽くする方向に持っていくしかないと思います。
レスパイトケア(息抜き)もできなく、共倒れして要介護者が施設入居という、もっと可愛そうなことになったとしても、それは本人が行きたくないと言った訳ですので、その時はその時で仕方がないことです。
要介護者の為にならない自己決定は尊重しなくてもいいという考えは、それはあくまでも施設型職員の考えに過ぎません。
無理して行かせても、結局は介護者も苦しむことになりますので、本人がデイサービス、ショートステイに行きたくないと言うならば、行かさないのも一つの方法です。