介護職の給料が安いワケ!
介護職種の方々の給料が平均相場より仕事は大変なのに、安いのはなぜなのか。
それは、介護施設経営者が搾取(雇い主が労働者等を低賃金で使用し、不当な利益を搾り取る行為)しているからです。外車に乗ってる経営者もいます。
搾取についてわかりやすく解説すると、従業員10人の会社で、利益が月に1千万円あったとします。10人の従業員に、給料を30万円払ったとすると300万円で、残りの700万円は社長の取り分になります。
では、利益が月に1億円あったとすると、同じく10人の従業員に、給料を30万円払うと300万円ですが、社長の取り分は9千7百万円になります。
それでは利益が10億円あれば、社長の取り分はいくらになるでしょうか。
ユニクロの社長とか、楽天の社長がものすごくお金を持っているのは、搾取しているからです。
マルクスの「資本論」は、資本主義である限り剰余価値が発生し資本家は搾取し、社会主義は搾取がない社会で、平等にお金を分配するから労働者は資本主義よりも裕福になると書いています。
利益を経営者に偏らずに分配すれば、介護職も給料が上がりますが、経営者がほとんど持っていってしまうから、介護職の給料が安いのです。
今、入院している志村けんも加入していたドリフターズというグループがあります。加藤茶いわく、お金はほとんどいかりや長介が持って行ってしまったから、自分たちはそんなにもらっていないと言ってましたがそれと一緒です。
ちなみに、介護老人保健施設(老健と言われてます)の施設長は医師でなければなりませんが、その施設長医師の年収は1500万円以上と言われています。
老健の施設長医師は、定年退職した老人医師が殆どで、仕事らしい仕事は何もしてません。
とにかく、介護施設は介護施設経営者、施設長等、仕事をしてない人間ほど給料がいいという不思議な世界です。