資格の受験資格に物申す!介護の人材不足を打破する方法
介護福祉士という資格の受験資格は、介護の仕事での実務経験が3年以上要求されますし、今はそれに加えて「実務者研修」というのがあります。
「介護支援専門員(ケアマネ)」も保健・医療・福祉に関する国家資格保有者としての実務経験が5年以上など、いろいろありますがとにかく実務経験が要求されます。
在宅介護されてる介護者の方も介護の実務経験として認めるべきだと思います、証明はケアマネにさせればいいと思います。
在宅介護を3年すれば、プラス「実務者研修」で介護福祉士の受験資格が与えられます。
介護離職された方はそれなりの年齢になっていますので、介護が終わっても再就職は難しい面があり、その方たちを救う意味でも、実務経験として認めるべきです。
そして、普通に在宅介護されてる介護者の方も、実務経験として認められることで在宅介護に張りも生まれて、在宅介護される方も増えるかもしれません。
介護施設は8時間勤務ですが、在宅介護は基本的に24時間勤務で休みもないので、在宅介護の実務経験は3年と言わずに、1年でも2年でも与えるべきと思います。
ケアマネは誰でも経験を5年積み、研修を受けると「主任ケアマネ」になることができます。
「主任ケアマネ」は医師の世界の「医学博士」と一緒で、自己満足以外何もない肩書きです。
自己満足ですので、その資格があるから仕事が出来るとか、知識があるとか全く関係ないのです。
主任ケアマネをしているほとんどの方は在宅介護の経験がありません。
そのような人間に介護者の気持ちがわかる訳がないし、在宅介護の現実もわかっていません。
在宅介護を1年なり経験したケアマネには「部長ケアマネ」という肩書きを与え、施設経営者、施設長の機嫌ばかりとって、経営者本位の仕事をして利用者を食い物にしているケアマネ、主任ケアマネの教育をして欲しいと思います。
介護の世界は人員不足なので、60歳過ぎても採用してもらえます。
実際に70歳の介護職や78歳の看護師も働いています。
在宅介護で、身も心も辛い経験をされ介護から離れたいとの方も多いかと思いますが、せっかく貴重な経験を活かすのも一つの生き方と思います。