ケアマネの仕事!
介護支援専門員実務研修受講試験を合格された皆さまは、改めておめでとうございます。
さて、ケアマネの仕事の一つに、利用者と社会資源を結びつけることがあります。
社会資源の中で、公的機関や専門職による制度に基づくサービスや支援をフォーマルサービスと言います。
デイサービス、ショートステイ、訪問介護等はフォーマルサービスです。
公的機関や専門職による制度に基づくサービスや支援以外をインフォーマルサービスと言います。
具体的には、家族、近隣、友人、民生委員、ボランティア、NPOなどの制度に基づかない援助などが挙げられます。
また、本人の潜在能力にも注目し、ケアプランにフォーマルサービスだけではなく、インフォーマルサービスとしての利用者本人や家族、地域などの取り組みや支援を取り入れていくことが望まれています。
しかし、レベルが低く、無知なケアマネは、家族の言うことばかり聞いて、デイ、ショート、ヘルパーとかフォーマルサービスばかり、ケアプランに取り入れています。
こういうレベルの低いケアマネを「コーディネーター、御用聞きケアマネ」と言い、殆どのケアマネがそうではないでしょうか。
このブログを読んでもらっているあなたが一番輝いてる楽しみは何でしょうか?
子どもが久しぶりに家に帰って来て親子で食事をしてる時かなと思います。
ある人は友達と食事をしてる時、ゴルフをしている時、魚釣りをしてる時、スナックで酒を飲んでカラオケをしてる時、近所の方と井戸端会議をしている時、旅行をしているとき、生け花教室に行ってる時、囲碁をしている時、料理をしている時、・・・等があげられるのではないでしょうか。
高齢者も同じなのです、自分が一番楽しくて輝いてるものが、デイサービスであったり、ショートステイである訳がないのです。
もちろん、要介護者、介護者の為にも、デイサービス、ショートステイ、訪問介護等のフォーマルサービスは必要です。
ですから、要介護者自身が一番楽しくて輝いるものの実現をケアプランに盛り込むのが、まともなケアマネなのです。
高齢者の楽しみとは、家族であり、近隣の友人であり、趣味であり、実は身近なところにあるのです、灯台下暗しです。
今一度このことを考えてほしいと思います。