愛の反対は、憎しみではなく無関心
ノーベル平和賞を受賞した、マザー・テレサは慈しみに溢れていました。
マザー・テレサは宗教家でもありましたが、ノーベル平和賞の賞金19万2,000ドルはすべてカルカッタの貧しい人々のために使われ、授賞式の場で「私のための晩餐会は不要ですその費用はどうか貧しい人々のためにお使い下さい」と要望されました。
愛の反対は憎しみではなく無関心、これは介護施設に入居されてる利用者の家族を表現するに、ピッタリと当てはまる言葉です。
介護施設に入れたら最後、面会にも来ない家族も沢山いて、「看取りも施設でお願いします」と言い、施設に寄り付きもしない家族も沢山います。
まさに、「無関心」以外何でもありません。
まさに、介護施設というところは、人間であることの哀しみの底を見てしまうところです。
いつの日か利用者の自己決定権が尊重される社会になってほしいと思う。