内閣府の一人暮らし高齢者に関する意識調査結果
内閣府の「一人暮らし高齢者に関する意識調査」によると、一人暮らし高齢者に「今後の同居の意向」を尋ねると、約7割が「今のまま一人暮らしでよい」と回答し、子供などとの同居を望んでいない。
一般に老親は同居した方がいろいろなリスクが回避されると考えられますが、高齢者は、リスクが高くてもこれまで通り自分のペースで暮らし続けたいという気持ちが強いようす。
かといって介護施設に入居するは絶対に嫌で、約9割の高齢者が自宅での生活を望んでおられます。
介護施設を知らない方は、いたせりつくせりで介護施設の生活は快適だと思っておられるかも知れませんが、介護施設の入居者の約9割が施設への入居を納得されておらず、「自宅に帰りたい」といつも訴えています。
介護施設というところは、天国が地獄に見えるから怖いのではないのです、地獄が天国に見えるから怖いのです。
一番幸せなのが、自宅での夫婦暮らし、独居暮らしです。
子供には子供の夢があり、将来自宅にも帰る必要はないし、どこに住もうとそれは自分の人生ですので、好きなようにすればいいのです。
子供夫婦に介護をさせると、どうしても気を使いますし、お互いにしんどいのです。
三ヶ月に1度くらい、子供は親の顔を見に来るぐらいが理想ではないでしょうか。
夫婦での老老介護、これって当の本人達は幸せなんですね。
夫婦二人暮らし、老老介護、大いに結構、独居暮らしはもっと結構なのです。
ただし、適切な介護サービスは利用しましょう。
しかし、どうしても施設入居を選択しなければならない場合もあります。
特に認知で徘徊をするようになると、自宅での夫婦二人の暮らし、独居の暮らしは難しくになります。
その点、障害の方ですと、介護サービス等、あらゆる介護サービスを利用して、自宅で暮らすことごほとんど可能です。
どんなに素晴らしい介護施設に入居してようと、自宅で暮らそうと死ぬ時は死ぬのです。
子供には介護をさせずに、夫婦二人で老老介護、独居で誰にも気を使わない暮らしが理想でしょう。
ただ、高齢者も子供の介護を望み、子供も親の介護を望み、それが実行できてるのは、もちろんそれが最高です。