介護離職から、遂に施設入所できた知人
介護離職して約3年ほど母親を在宅介護していた知人が、ついに母親が特養に入居したと報告がありました。
認知が進行して、目が離せない状態で、夜もまともに寝れない生活をしていたので、施設入居を決断したそうです。
要介護度は3だったので、入居は難しいと思っていたのですが、介護離職して、一人介護ということを考慮されたようです、申し込みして半年ぐらいで入所されました。
この男性は独身だったので、介護離職した場合収入が完全に途絶えることになり、本当に金銭的にも大変だったと思います。
シングル介護者の家計は、そのほとんどが貯金を切り崩しての生活となってるようです。
このような家庭は、誰が考えても要介護3でも施設入居の優先順位は上位ですが、その通りになり良かった事例です。
この母親が入居された施設は、民間ではありませんが、施設入所の優先順位はフェアーなものでした。
特養の入所は、原則として要介護3以上ですので、要介護5、少なくとも要介護4でなければ入所は難しいと言われています。
特養とすれば、あらゆることを考慮しますので、事情があるなら要介護3でも、このケースのように入所できるケースがありますので、決して入所を諦めないでください。
民間の社会福祉法人の経営者、施設長等はレベルの低い人間が非常に多いので、経営者、施設長等のコネ入所がまだあるようですが、本当に施設介護が必要な方というのはきちんと見てくれてます。
一人介護の方が、在宅介護の限界で施設介護を選択されるのは、やむ負えないと思います。