在宅介護の真髄!
在宅介護で要介護者に長生きしてもらうなら、施設介護と反対のことをすればベストです。
食事は要介護者の食べたいものを作って、食べてもらえばいい。
糖尿病、腎臓病等の病気以外は、減塩食を作る必要は全くなく、むしろ味付けは濃い目にするのが高齢者の食事作りの基本です。
介護施設は、管理栄養士がカロリーだの栄養だの減塩だの考えて食事を作りますが、利用者は結局食べることができずに亡くなられます、なのでこれの反対をすればいいのです。
管理栄養士が在宅介護をすれば、食事はどうするかと言えば、やはり介護施設と反対のことをするのです。施設の食事が短命になるのを誰よりも知っているのは、管理栄養士だからです。
食事に加えて、水分摂取も大切です、高齢者はのどが渇いたと言いません。
人間が1日に必要とする水分をきちんとケアできるようになっていくと、ほとんどの問題は解決していきます。水分が人間の体に与える生理的な影響は非常に大きいのです。
介護施設では、利用者の容態が急変する原因の4割程が、水分摂取ができてなく脱水が原因です。
大切なことは、介護の基本である自立支援です。「自分でできることは自分でやってもらう」事です。
介護施設では、沢山の利用者がいて1人にかかっていられないので、ほとんどを介護職がします。
例えば入浴する時でも、利用者が自分で更衣されるのを待っていれば、次の仕事に差し支えますので、介護職が手伝ってしまいます。
結果的に、利用者の残存機能の低下をまねき、寝たきり、廃用症候群になり亡くなります。
介護施設の利用者が100人いて、介護職も100人いるのなら、自立支援も可能ですが、それは無理です。
在宅介護は、要介護者一人に一人の介護者がいる状態なので、是非実践して下さい。
決して無理を要求していないと思っています。