2018-03-11から1日間の記事一覧
介護施設に入所してる高齢者の方々は、暑い日に汗を流しながら、機能訓練や日課活動に取り組まれている。しかしその人たちの日課や週課を振り返ってみると、月曜日の午前中に入浴介助を受けて、昼ご飯を挟んで午後から機能訓練に参加し、そこで汗をかかれて…
本気で何かをやろうとしている人たちは、本当に魅力あふれる人たちだ。本物の介護施設を創ろうと、理念を高く掲げる人たちが、仙台にまったく新しい地域に開かれた施設を創りあげた。高い理念を掲げるだけではなく、その理念を実現するために、開設前から職…
介護という職業で「生活の糧」を得ている人は、介護のプロとしてその職業にかかわらねばならない。職業としてかかわる以上、そこでサービスを利用する方々は、単なるユーザーではなく顧客である。その職業を通じて金銭対価を得るプロであるなら、顧客に対し…
ここでは要介護3以上の利用者を一定割合以上受け入れている事業所について、現行の看護体制加算(Ⅰ)・(Ⅱ)の算定要件である体制要件に加えて、さらに評価するという方針が示された。この場合、定員ごとにきめ細かく単位数を設定する案が示されている。個別機能…
特別養護老人ホームや介護老人保健施設などでおむつをしている入居者がおむつなしで暮らせるように支援する施設事業者に対し、介護報酬を手厚くする方針。2018年度の報酬改定で導入する高齢者の「自立支援」を促す仕組みの具体策だ。まず、おむつを使う入居…
人材を確保、定着させていけばよいのだろうか?例えば2018/10月以降、一つの事業所で10年以上勤続年数がある介護福祉士に月額の平均で8万円相当の賃上げを行う「政府パッケージ」は、介護人材確保の方策としては一定の効果があるだろう。方向違いの人材確保…
人々の日々の営みに寄り添うものであるがゆえに、惰性に流されて気づかなくなってしまうものがたくさん存在すると思う。時の移ろいの中に自然に身を委ねて、特別なことを考えなくとも暮らしを営むことができるということは悪いことではない。それが最も求め…
2017/12/31に経済財政諮問会議が行われたが、その中で政府は2015年度に策定した「経済・財政再生計画」の工程表の改定版をまとめた。介護の関連では、ICTやロボットを積極的に活用してサービスの効率化、生産性の向上を推し進めると説明し、行政が施設・事業…
人材不足が深刻な介護現場で、職員の負担軽減につながると注目される「介護ロボット」。4月からの報酬改定議論でも、当初から話題になったのは、この介護ロボットの導入に向けた報酬誘導策であった。そこでは介護ロボットを導入して省力化を図る施設等に「介…
介護保険制度における介護療養型医療施設は、2012年以降新設が認められておらず、2017年度末を以て廃止される予定になっていたが、新施設に転換するための準備期間がさらに「6年間」延長措置がとられ(2度目の延長措置)、2023年度末までに転換準備を進める…
日本に存在するすべての介護事業者の人員が、すべて満たされることはありません。日本の介護事業者が必要とされる介護従事者の数がすべて充足するほど、労働者の数は存在しません。よって人材確保・人員確保策は、国全体・地域全体で工夫して何とかなること…